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PC6001 PC8001 FDDエミュレータのケーブルの製作

最近ツイッター上でretro-game_netさんのFDDエミュレータ製作の投稿を読んで自分にもできるかなと思いFDDエミュレータを作ってみました。その時の備忘録、そしてどなたかの参考になればと思い書き留めておきます

arduino mega 2560 にスケッチを書き込むのは慣れた方にはそんなに大変ではないかと思います。arduinoをかじった程度の私には結構はまってしまったところがあるのですが、まだ解決していない問題もあるので別の記事で書きたいと思います。

そもそもこのエミュレータの作者はこちらの方でしてこの記事をもとに部品等の入手先をツイートしてくれたのがretro-game_netさんです。基本的にはarduinoさえ動けばあとはケーブルを作るだけなのですが、そのケーブルの作り方は?ということです。あちこち調べましたがフラットケーブルのカシメ方なんてほとんど出てきませんし結線の方法も写真だけではよくわかりませんでした。そこでせっかく作るのだからケーブルを作る過程を共有したいと思いできるだけ理解しやすいように書いてみました。

まずはアンフェノール36ピンのオスコネクタを手に入れます。入手先は上記のツイートの中にあります。私は写真のような部品を手に入れました

さて問題はここからどうやって圧着するかですが一連の流れを写真に撮ったのでご覧ください。又フラットケーブルをカットするハサミですが工具を買うと2万円くらいしますが私はユニバーサル基板で押さえて普通のカッターでカットしました。あるいは切れそうな安い鋏を買って切ってもいいと思います。

カット出来たら万力で圧着します圧着工具も買ってはみたのですが評判があまりよくないので万力でカシメました。赤い線を1番ピンに合わせてコネクタのギザギザの部分がうまくケーブルに合うように圧着します。

見え辛くて申し訳ないのですがコツはケーブルの赤い部分をピタッとコネクタの端に密着させるといいみたいです。その際反対側が少し足りませんが気にしなくてかまいません。圧着はできるだけ左右(写真の場合上下)均等にゆっくりと締めてください。

コネクタの横の爪がうまく噛んだら終了です。カバーを付けて固定してください。この後1番ピンと17番ピンのあたりがそれぞれちゃんと導通しているかテスターで確認することをお勧めします。ここまでくればあとはx.inoに書かれている通りに配線します。最初のうちはx.inoに書かれている注意書きがどういう意味なのか良く分からないかもしれませんがやっていると段々分かってきます。

良く分からなくても書かれている通りに配線した方がいいです。

私の場合コネクタの配線は一発でうまくいきました。タッチパネルがまだ一部うまく動きません。シリアルでは正常に動作しているので多分結線にミスはないと思いますが。最後にPC-6001の場合8本gnd線がでるのですがこの処理をどうすればいいのか良く分からずピンヘッダのところを8本まとめてはんだ付けし、1本だけジャンパケーブルでArduinoのgndに繋ぎました。tera termを繋いでシリアル経由で動作確認しましたが使ってみると本当によくできたエミュレータだなと思います。作者様に感謝です。

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