最近、といっても一年位前からラジオを作るのが趣味になってきた。ポツポツと中波ラジオを中心に作ってきたが、いつかスーパー方式の短波ラジオを作りたいと思っている。いきなりは無理そうなのでストレート方式の中波ラジオ用IC LMF501を手に入れて同調回路の部分だけ短波の3MHz~9MHz辺りに対応したバージョンを作ることにした。ググってみると早速それらしき記事が見つかった。ここの回路を参考にというより丸ごとパクッて作ってみた。ちなみにミツミのLMF501 はディスコンらしく市場から消えつつある。探せばまだ手に入るかもしれないが互換性のあるTA7462などを使ったほうがいいかもしれない。ただ自分はあまり変な癖がないLMF501が好きなのでこちらを使用した。この辺りは好みもあるかと思うがここの比較記事が大変わかりやすい。
リンク先の実体配線図がちょっとわかりづらかったので自分で書いてみたのが上図である。これを元にユニバーサル基板に配線した。
少しケースが不恰好だが手に持つとちょうどいい位置に同調ダイヤルが来た。ウチはマンションの最下層と言うBCLには最も不向きな場所にあるので受信しているかどうかは調整のたびにベランダへ出て外部アンテナをつけなくてはならない。最初ヘッドホンを繋いだ時に何も音がしなかったので失敗かと思ったが一箇所修正したら何やらイヤホンからノイズが聞こえた。これはと思ってベランダへ出てダイヤルを回すと中国語や中国あたりからの日本語放送が受信できた。選択度が甘いせいなのか結構高音まで聞こえて短波特有のくぐもった音ではなかった。近くの放送を聞く分には市販のラジオよりこちらの方が良いかもしれない、